9月になった。今年の広報活動、私はやり切ったと思っている

9月になりました。

広報担当者にとって9月は特別な月です。今年最後の繁忙期に向けた準備期間が始まるタイミングだからです。秋の紅葉シーズン・年末年始・冬の温泉需要——旅館業界では、ここからが本番です。

私はすでに、今年中のプレスリリースのネタをストック済みです。各ネタの発信タイミング・ストーリー・アプローチするメディアまで設計が終わっています。あとは企画が動くのを待つだけ。そういう状態で9月を迎えられていることが、今は一番の安心感です。


今年の広報活動を振り返って

今年は私にとって、特別な1年でした。

育児休業からの復帰という大きな変化がありました。復帰前は「ブランクがある分、以前より動けなくなるかもしれない」という不安がありました。

しかし蓋を開けてみると、復帰前より広報活動の範囲が広がりました。

社内広報では、社内報の定期発行・Q&Aリストの整備・スタッフへの情報共有の仕組みを強化しました。社外広報では、新しい旅館のオープンに伴う広報準備・インバウンド向けの発信・メディアへのアプローチを本格化しました。

そして今年、新たなステークホルダーとの関係構築もできました。メディアの記者さんとの接点が増え、「このネタはこの人に持っていこう」という判断が自然とできるようになってきました。

育休から戻ってきて、1年でここまで動けたことは、正直自分でも驚いています。


残り3ヶ月でやりたいこと

今年やり切ったと言える1年にするために、残り3ヶ月でやりたいことがあります。

① 仕込んだネタを確実に発信する ストックしているプレスリリースのネタを、タイミングを見極めながら確実に届けます。「仕込んだけど出せなかった」では意味がありません。

② 新旅館の広報を軌道に乗せる 現在進行中の新旅館の広報を、年内に形にしたいと思っています。売りポイントのすり合わせが完了し次第、メディアへのアプローチを本格化させます。

③ 来年の仕込みを始める 広報は先手必勝です。今年中に来年の年間スケジュールを設計して、どのタイミングでどんなネタを出すかを考え始めます。


広報担当として大切にしてきたこと

1年を振り返って、自分が一番大切にしてきたことを改めて考えました。

それは「発信の一貫性」です。

プレスリリースでも、社内報でも、SNSでも——全ての発信が同じ方向を向いていること。「この会社はこういう会社だ」というイメージが、全ての発信から一貫して伝わること。

これができているかどうかで、ブランドへの信頼感が全く変わります。1本1本のプレスリリースだけでなく、全体の発信設計を意識し続けることが、広報の仕事の本質だと感じています。


ワーママ広報担当として

最後に、少し個人的なことを。

育児をしながら広報担当として動き続けることは、体力的にも精神的にも大変な部分があります。子どもが熱を出せば急に動けなくなるし、保育園のお迎えがあれば夕方の取材対応は難しい。

でも、だからこそ「限られた時間でいかに成果を出すか」を真剣に考えるようになりました。時間がないからこそ、優先順位の設定・情報の整理・段取りの精度が上がったと感じています。

ワーママだから広報担当として不利ということはない。むしろ、限られた時間で動く経験が、広報の本質的な力を磨いてくれていると今は思っています。

残り3ヶ月、全力でやり切ります。


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