「広報の勉強、何から始めればいいですか?」
広報担当になったばかりの方から、よくいただく質問です。看護師から広報へ転身した私も、最初は全くわかりませんでした。「プレスリリースってどう書くの?」「メディアへのアプローチって何?」——わからないことだらけの中で、手探りで勉強してきました。
この記事では、私が実際にやってきた広報の勉強方法を5つお伝えします。

広報の勉強で大切な考え方
勉強方法に入る前に、一つだけお伝えしたいことがあります。
広報の勉強に「正解」はありません。
業界によって、会社の規模によって、ターゲットによって、最適な広報戦略は変わります。本で学んだことが必ずしも自分の現場で使えるとは限りません。
だからこそ大切なのは、インプットしたことをすぐに実践してみることです。「この方法を試してみたけど、うちの業界では刺さらなかった」という経験の積み重ねが、本当の広報力になります。
勉強方法① 広報の本を読む
まず基礎知識をつけるために、本を読むことをおすすめします。
広報の本を読むときに私が意識していることが2つあります。
読んだ内容をすぐ実践する 「なるほど」で終わらせない。読んだその週に、学んだことを実際のプレスリリースや社内共有に使ってみる。これだけで知識の定着率が大きく変わります。
自分の業界に置き換えて読む 一般的な広報手法を「旅館業界ではどう使えるか」「BtoB企業ならどう応用するか」と置き換えながら読むことで、本の内容が自分ごとになります。
おすすめの本については以下の記事でご紹介しています。
勉強方法② 他の広報担当者の記事・SNSを分析する
他の広報担当者がどんな発信をしているか、どんな視点でコンテンツを作っているかを分析することは、非常に効果的な勉強になります。
ただし「読むだけ」では意味がありません。大切なのは**「なぜこの文章は刺さるのか」を言語化すること**です。
私が実践している分析の手順は以下のとおりです。
- 広報・PRに関わる記事・プレスリリースを読む
- 「この記事のどこが良いか」を言語化する
- 「自分が同じテーマで書くとしたら、どう書くか」を実際に書いてみる
この3ステップを繰り返すことで、自分の文章力・企画力が確実に上がっていきます。
勉強方法③ 実際にプレスリリースを書いてみる
これが一番重要な勉強方法です。
本を読んで「わかった気になっている」段階と「実際に書ける」段階の間には、大きな壁があります。
最初のうちは、反応がなくて当たり前です。私も最初の数本は全くメディアから反応がありませんでした。「なぜ刺さらなかったか」を考えて改善する——この繰り返しが、プレスリリースの実力を上げる唯一の方法です。
書いたプレスリリースは必ず誰かに見てもらいましょう。社内の上長・信頼できる広報仲間・記者さんに添削してもらうことで、自分では気づけない改善点が見えてきます。
勉強方法④ メディアをたくさん読む
広報担当者として、メディアを読まないのは致命的です。
「メディアが今何に注目しているか」「どんな切り口でネタを取り上げているか」——これを知ることで、プレスリリースのネタ選び・切り口・タイミングの精度が上がります。
読むべきメディアについては以下の記事でご紹介しています。
毎日全部読む必要はありません。Googleアラートで自社業界のキーワードを登録して、関連ニュースを自動収集するだけでも十分なインプットになります。
勉強方法⑤ 記者・広報仲間とつながる
最後に、これが一番効果的だった勉強方法です。
記者さんに直接フィードバックをもらうこと、広報仲間と情報交換すること——これは本やブログからは得られない実践的な学びです。
記者クラブへの投げ込みや取材対応を通じて記者さんと接点ができたとき、思い切って「プレスリリースを見ていただけますか?」とお願いしたことがあります。最初は緊張しましたが、もらったフィードバックは本当に価値がありました。
広報仲間とのつながりは、X(旧Twitter)の広報専用アカウントを作ることで広げられます。同じ悩みを持つ仲間から得られる情報は、自分一人では気づけないアイデアの宝庫です。
まとめ:広報初心者におすすめの勉強方法5選
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| ① 広報の本を読む | 読んだらすぐ実践・自分の業界に置き換える |
| ② 他の広報担当者を分析する | 「なぜ良いか」を言語化する |
| ③ プレスリリースを書く | 反応を見て改善を繰り返す |
| ④ メディアをたくさん読む | Googleアラートで効率的に収集 |
| ⑤ 記者・広報仲間とつながる | リアルな現場の学びを得る |
広報の勉強に終わりはありません。でも一つずつ実践することで、確実に力がついていきます。まず本を1冊読むことから始めてみてください。
▼合わせて読みたい
広報活動をサポートします
「広報の始め方がわからない」「一緒に勉強しながら実践したい」——そんな方はぜひママ広報ラボにご相談ください。
ご依頼前の相談・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

コメント