Z世代を知ることは、広報担当にも親にも必要だと感じた話

先日、Z世代についての記事を読みました。

「1990年代半ば以降に生まれた世代」であるZ世代は、生まれたときからスマートフォンやSNSが当たり前にある環境で育っています。その特性や価値観について読み進めながら、広報担当として・2児のママとして、いろいろと考えさせられました。

今回はその感想を正直にお伝えします。


「Instagramで店を探す」に広報担当として刺さった

記事の中で印象的だったのが、Z世代の消費行動についてのエピソードです。

「食べログで検索して電話する」世代と、「Instagramを開いて写真の羅列から直感的にお店を決める」Z世代——この違いに、広報担当として強く刺さるものがありました。

Z世代は画像・動画・SNSの投稿から瞬時に「良し悪し」を判断します。文字情報よりも視覚情報を優先し、最新の投稿から混雑状況まで読み取る——そんな情報処理の仕方が当たり前になっているのです。

これは広報にとって、見逃せないポイントです。

SNSにある程度の力を割かないと、採用にもつながらないし、商品も購入してもらえない時代になっている。

正直、SNS運用は手間がかかります。毎日投稿して、画像を用意して、コメントに返信して——やることは多いです。でも「やらなければならないリスト」の一つに確実に入っている、というのが今の私の認識です。

これまでのプレスリリース中心の広報に加えて、SNSでの視覚的な発信をどう組み込むか。Z世代が消費者・労働者として主役になっていく時代に、広報戦略もアップデートし続けなければならないと感じました。


Z世代より若い子どもたちは、どんな社会人になるのか

私の子どもたちは1歳と3歳です。Z世代よりさらに若い世代——いわゆる「α世代(アルファ世代)」に当たります。

Z世代でさえ、私たち親世代とはこれだけ価値観や行動パターンが違う。では、さらにその下の世代はどんな社会人になるのでしょうか。正直、今はまだ想像がつきません。でもだからこそ、Z世代の特性を今から知っておくことは大切だと感じています。

子育てにおいても、一社会人として一緒に働く仲間としても、こうした世代特性を理解することは必要なことです。「最近の若者は…」と距離を置くのではなく、まず知ることから始めることが大切だと思っています。


「仕事よりプライベート優先63.7%」を読んで思ったこと

記事の中に、Z世代の「仕事よりプライベート・家庭を優先する」割合が63.7%というデータがありました。

これを読んで最初に感じたのは、「仕事はやりたくないことに分類されているのかな」というイメージです。もちろん全員がそうではないと思います。でも「仕事=辛いもの・我慢するもの」という感覚が強くなっているとしたら、少し寂しいなとも感じました。

やりたくないことを続けることは、辛くなって長続きしません。それは当然のことだと思います。でもだからこそ、「やりたいことを極めていくイメージで仕事ができたら、こんなに幸せなことはない」と私は思うのです。

私自身、看護師時代も、今の広報の仕事も、決して楽ではありません。でも「これが自分のやりたいことだ」という感覚があるから続けられています。副業で広報ライターをやっているのも、やりたいから。ワンオペ育児の合間に子どもが寝た後に記事を書いているのも、書くことが好きだから。

自分の子どもたちにも、仕事をすることの楽しさを知ってほしいと思っています。「仕事=やりたくないこと」ではなく、「仕事=自分の得意や好きを活かせる場所」という感覚を持って社会に出てほしい。

そのために今の私にできることは、仕事を楽しんでいる背中を見せることだと思っています。


子どもたちに伝えたい2つのこと

まだ1歳と3歳なので、将来どんな人になるかは当然わかりません。でも今から伝えていきたいことが2つあります。

① 物事を知ることの面白さ

知らないことを知る喜び、学ぶことの楽しさ——これを小さいうちから感じてほしいと思っています。Z世代の特徴として「効率性・生産性を重視する」という点がありましたが、それ自体は悪いことではありません。ただ、効率だけを求めて「遠回り」を避けていると、深い学びや思わぬ発見を逃してしまうこともあります。遠回りの中にこそ、面白いことがあると知ってほしいです。

② 人と関わることの面白さ

SNSで簡単につながれる時代だからこそ、リアルな人との関わりの面白さを伝えたいと思っています。記者クラブで名刺交換をした記者さんとの雑談から取材につながった経験も、広報仲間との情報交換も、全部リアルな人との関わりの中から生まれたものです。

画面の向こうの「いいね」ではなく、目の前の人との会話の中に、人生を豊かにするものがたくさんあると感じています。


Z世代を知ることで、広報も子育ても変わる

Z世代についての記事を読んで、広報担当として・ママとして、多くの気づきがありました。

世代が違えば、価値観も行動パターンも違う。それを「けしからん」と思うのではなく、まず理解しようとすることが、広報においても子育てにおいても大切なことだと感じています。

私の子どもたちがどんな世代になるのか、今はまだわかりません。でも「仕事って面白いよ」「人と関わることって楽しいよ」——それだけは、しっかり伝えていきたいと思っています。


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