「広報の仕事って、どんなツールを使っているの?」
広報の仕事はアナログなイメージを持たれがちですが、実際には様々なデジタルツールを駆使しています。しかも、ほとんどのツールは無料で使えます。
この記事では、現役広報担当として私が実際に日々使っているツール10選をご紹介します。全て無料(または無料プランあり)なので、今日からすぐに使い始められます。

① ChatGPT|記事構成・壁打ち・文章作成
広報の仕事でAIを使わない手はありません。私が最もよく使っているのがChatGPTです。
主な使い方は3つです。
- プレスリリースの叩き台作成:「こんなネタでプレスリリースを書きたい」と伝えると、構成案を出してくれます
- 壁打ち相手として:「この企画、メディアに刺さると思いますか?」と質問して、客観的な意見をもらいます
- 画像生成:SNS投稿やブログのアイキャッチ画像をAIで生成できます
ただしAIが出した文章をそのまま使うのはNG。叩き台として使い、自分のリアルな経験と言葉で肉付けすることが大切です。
無料プランで十分使えます。
② Canva|社内報・資料・SNS画像作成
デザインの知識がなくても、プロ品質のビジュアルを作れるのがCanvaです。
私の使い方は主に3つです。
- 社内報の作成:テンプレートを選んで文字と画像を入れ替えるだけで完成します
- プレスリリース用の画像素材作成:メディアに送る画像をCanvaで整えます
- SNS投稿画像の作成:Instagram・X向けの画像を短時間で作れます
CanvaにはAI機能もあり、デザインの見やすさを自動チェックしてもらえます。デザインが苦手な方こそ、ぜひ使ってほしいツールです。
無料プランで十分な機能が使えます。
③ Googleアラート|業界ニュース・競合情報収集
広報担当者にとって、情報収集は命です。Googleアラートを使えば、設定したキーワードに関するニュースが自動でメールに届きます。
登録しておくと便利なキーワードの例です。
- 自社名・自社ブランド名
- 競合他社名
- 業界キーワード(例:「旅館 インバウンド」「観光 トレンド」)
毎朝メールを開くだけで、自分が追うべき情報が自動で集まってきます。登録は完全無料です。
設定方法:google.com/alerts にアクセスしてキーワードを入力するだけ。
④ PR TIMES(閲覧)|競合のプレスリリース分析
PR TIMESはプレスリリースの配信サービスとして有名ですが、閲覧は無料です。
広報担当者としての使い方は「競合他社のプレスリリース分析」です。
- 競合がどんなネタでプレスリリースを出しているか
- タイトルの付け方・リード文の書き方
- どんな画像を使っているか
これらを分析することで、「メディアに刺さるプレスリリース」の型が見えてきます。prtimes.jpで会社名を検索するだけで、その会社の過去の配信実績を全て見られます。
⑤ 日経新聞|トレンド・業界動向の把握
広報担当者として必読なのが日経新聞です。
プレスリリースのネタを社会トレンドと絡めるためには、経済・業界の動向を日々把握しておく必要があります。日経電子版は有料ですが、無料でも一部の記事は読めます。
「今の社会で何が話題になっているか」「どんな法制度の変化があるか」——これを知っているかどうかで、プレスリリースのネタの質が大きく変わります。
⑥ Googleサイト|社内広報向け簡易HP作成
意外と知られていないのがGoogleサイトです。Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えるWebサイト作成ツールで、プログラミングの知識は一切不要です。
私が特におすすめしているのが社内広報向けの使い方です。
- 社内向けの情報共有ページ
- ファクトブックや広報資料の置き場所
- 新入社員向けのオンボーディングページ
「社内にイントラネットがない」という会社でも、Googleサイトを使えば簡単に社内情報共有の仕組みを作れます。
⑦ Googleスプレッドシート|ネタ帳ストック・メディアリスト管理
広報の情報管理に欠かせないのがGoogleスプレッドシートです。
私の主な使い方は以下のとおりです。
- ネタ帳:「プレスリリースのネタになりそう」と思ったことを随時記録
- メディアリスト:アプローチしたいメディア・担当者・連絡先を管理
- Q&Aリスト:よく聞かれる質問と回答を記者・toB・toC別に管理
- メディアクリッピング:掲載実績の記録
社内で共有できるので、チームでの情報管理にも最適です。
⑧ Googleアナリティクス|ブログ・サイトのアクセス分析
自社のブログやWebサイトを運営しているなら、Googleアナリティクスは必須です。
- 何人がサイトを訪問したか
- どの記事がよく読まれているか
- どこからアクセスが来ているか
これらを無料で確認できます。プレスリリース配信後のサイトへのアクセス変化を見ることで、「このリリースがどのくらい効果があったか」を測定できます。
⑨ Googleサーチコンソール|検索順位・キーワード確認
GoogleサーチコンソールはSEO分析に欠かせないツールです。
- 自社サイトがどんなキーワードで検索されているか
- 検索結果で何位に表示されているか
- クリック率はどのくらいか
これらを無料で確認できます。Googleアナリティクスと連携させることで、より詳しい分析が可能になります。
⑩ NotebookLM|社内情報を学習させたAI活用
Googleが提供するNotebookLMは、自分でアップロードした資料をもとにAIが回答してくれるツールです。
私の使い方は「OTAの口コミ返信AI」として活用することです。施設情報・過去の返信例・修繕情報などを読み込ませておくと、口コミへの返信案を自動生成してくれます。
- 口コミ返信の効率化
- 社内のFAQ対応
- プレスリリースのネタ出し
ChatGPTと違い、自社の情報を学習させられるのが最大の強みです。完全無料で使えます。
まとめ:広報担当者が使える無料ツール10選
| ツール | 主な用途 |
|---|---|
| ChatGPT | 記事構成・壁打ち・画像生成 |
| Canva | 社内報・資料・SNS画像作成 |
| Googleアラート | 業界ニュース・競合情報収集 |
| PR TIMES(閲覧) | 競合プレスリリース分析 |
| 日経新聞 | トレンド・業界動向把握 |
| Googleサイト | 社内広報向け簡易HP |
| Googleスプレッドシート | ネタ帳・メディアリスト管理 |
| Googleアナリティクス | サイトアクセス分析 |
| Googleサーチコンソール | 検索順位・キーワード確認 |
| NotebookLM | 社内情報学習AI |
全て無料(または無料プランあり)で使えます。まずGoogleアラートの登録とCanvaのアカウント作成から始めてみてください。
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